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【10歳】5年生ギフテッド2E児 育てにくさの原因はコレだった 

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反抗期5年生

ギフテッドと言われたけれど、育てにくい。
いろいろ試してみてもうまくいかない。

「ギフテッド=天才」なんてとんでもない。学校では問題児扱いされたり、学校からしょっちゅう電話がかかってくる。そうかと思えば学校への行き渋りがみられたり。ホームスクーリングをしてみたけれど、ずっと一緒でしんどい…

ギフテッド児を育てておられる方の中にはこんな悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私自身、思い返すと息子を育てていて小学校4、5年生の頃が一番大変な時期でした

うちのギフテッド児、まだ7歳だけど…これからもっと大変になるの?


と思われた方。あくまでも成長には個人差があり、ギフテッドのタイプも様々です。(ギフテッドのタイプについては以下の記事をご参照ください。)

決して不安を煽るわけではありません。今回は、息子の5年生の頃の様子や特徴とともに、私自身の経験をもとに、現在ギフテッド児の育児が辛い、育てにくいと感じている方へ育て方のヒントをお伝えできたらと思います

目次

ギフテッドの育児はなぜ難しいのか

以前、「ギフテッド2E児が育てにくいのは発達障害のせい?WISC-Ⅳ(ウィスク4)知能検査のきっかけ」の中でも記しましたが、小学校に入り育てにくさを感じるようになりました。

ギフテッド児は独自の視点で世の中を見ています。「常識」や「世間一般的に」といったことは通用しません。

また、自分の考えがあって行動しているので、こちらが何を言っても聞かないことがあります。
例えば自分にとって「重要ではない」とか「必要性を感じない」ことに関しては、やりなさいと言ったところでやりません。

さらにギフテッドの特性の一つ過興奮性(OE、過度激動)があるため感情の起伏が激しかったり、ギフテッド由来の「非同期発達」が見られたり…。

これらの特性があるにも関わらず、親が気づいていなかったり、理解していない場合はきっと育てにくさを感じることと思います

これらに関しては心理士さんのアドバイスを記事にしておりますのでこちらもご参考に。

その後、ギフテッドの特性は理解していたのですが、今度はまた別の育てにくさにぶつかります。

今回はもう一つの育てにくさについてです。

5年生の様子・行動の特徴

もう反抗期?!お風呂、歯磨きなど生活の基本ができなくなる

息子が10歳、5年生の頃は我が家は主人の仕事の都合で海外駐在をしていました。

この頃の記憶は私ももうあやふやです。まだ数年前のことなので記憶に新しいはずなのですが、この頃は毎日生きているには生きていたのでしょうが、もう無気力すぎて正直あまり記憶がありません。

当時は、私が何を言ってももう何も伝わらないので、こちらももう何も言う気も失せているのですが、注意しなければしないでずっとYouTubeを見ていたり、iPadの制限をキツくすると暴力を振るい…。
こんな親で不幸だ、親のせいで俺の人生はめちゃくちゃだ、と暴言を吐いてみたり、家にいる時は好き放題、言い放題でした。
私もかなり目を瞑っていたつもりですが、最低限のことである、お風呂に入る、歯磨きをする、と言ったことも毎晩毎晩言ってもやらず、ベッドでゴロゴロし続けてそのまま寝てしまいます。
服は脱いだら洗濯機、ご飯は下げる、上着はかけるなどと言った生活の基本のことも毎日言っても無視でやりません。一緒に生活している以上、片付けなどの必要性も伝えますが一切やりません。

勉強も、インターに行くのであれば日本の勉強の最低限漢字などをすると言う条件でしたが、漢字など俺には要らないと言いやりません。
この頃からとにかくすべてに反抗するようになり、自分の気分が良くなることや楽しいことしかしなくなり、親の言うことには耳を傾けなくなりました

当時、ギフテッド2Eにまつわる本が出版された時期で、熟読し、実際に試してみたりもしましたが、目の当たりにすると本当に何をやってもダメな時期でした。

「もう毎日毎日同じことの繰り返しで疲れてしまいました、、、」と当時のカウンセラーの方へのメールに書いていたように、本当に疲れて子供たちが学校に行っている間は一日中寝ているような日もよくありました。

独り言やチックのような症状が出る

この頃は2Eの部分の自閉スペクトラム症(ASD)の症状がとても強く出ていた頃でした

息子ははっきりと発達障害に関する診断書は出されておらず、医師に聞いてもなんとなく「その傾向がある」という言われ方をします。

それでも、今までなかった身体症状が複数出始めます。具体的には独り言や独特の動きを、家にいる時はずっと繰り返していました

頭の中の「バグ」のような感じで、どうしちゃったんだろうと思うこともよくありました。

常に頭の中が興奮しているような、常にエンジンがかかっているようなそんな感じでした。やめてと言っても止まらず、こっちがおかしくなりそうでした。

ゲームへ没頭

多方面に興味や関心があった息子がゲームかiPad漬けの日々になりました。長い日は一日7時間くらいトイレの時間も惜しんでやるように。
そのほかに関心のあることをあげるとすれば、釣りと工作のみで、ずっと暇そうにしていました

親とルールを決めると、親子関係が悪化したため、カウンセラーの方と息子との間でルールを決めてもらっていました。その時のルールでは「ゲームは1日3時間」でした。
正直親としては「長っ!」と言う感覚でしたが、息子とカウンセラーの方と決めたルールなので口出しはできませんでした。

こんな長くて大丈夫ですか?と言うようなことを聞いたところ、

中毒の子は夜な夜なやっています、自分でゲームを止められる時間を決めて止めれたらそれでいいんです

とおっしゃっていました。
じゃあまあその通りにしてみよう、と思ったのですが、やっぱり3時間のルールも守れなくなり、また結局このやり方もうまくいきませんでした。

暇が良くないのではないか、とカウンセラーの方に言われ、毎日学校から帰ってからも習い事をいれて時間割で動けるように「やること」を作り、生活にメリハリをつけてみました。

しかし、これも本人がやりたいことではなければ、「やらされている」と本人が感じてしまうため結局その時間の前後は猛烈にゲームやiPadに没頭するようになりました。
のちに医師に言われたことですが、このタイプの子は依存しやすいので、ゲームは極力しないほうがいい、と言われました。

本人も当時を思い返すと異常だったと思うようで、その部分は納得していました。

ゲーム依存については別途こちらも参考に☟

ピアノ

習い事は、クラシックピアノ、JAZZピアノ、オンライン英会話、オンラインで中学受験用の算数でした。一番楽しそうに受けていたのはオンライン英会話だったかもしれません。

幼稚園の頃から続けているピアノは相変わらず練習がつまらないと言いピアノには向かいませんでした。

一度は辞めたクラシック。ピアノのコンクール後も、全く弾こうとはしませんでしたが、数ヶ月経った頃、再開しようかなと言い、レッスンを再開しました。しかし行動が伴わず(全く練習せずレッスンの日を迎える)、先生に出された課題も無視してしまうようなこともありました。

先生とは3年のお付き合いなので、よく理解してくれているからこそ、とても心配し、厳しくしてくださいました。しかし、息子の態度がひどすぎて、50分のレッスンが、ピアノのレッスンではなく、先生とのお話で終わることもありました。

人生どうしていくのか、こんな風に約束を破ったりしていてこのままでは社会では通用しない、など…先生が一生懸命お話をしてくださっている際もゲームをしながら聞いたり、寝そべって聞いたり、ごろごろ絨毯にくるまって聞いたり、本当に「どうしようもない人」でした。

先生が帰られた後、息子に先生の話を聞いてどう思ったか聞いたら、

イライラしてしょうがない。
ただの先生のくせに生意気だ、お金を払ってやってんのにそんなこと言われる筋合いない、親でもないのに偉そうだ

とのこと。反省するどころか、苛立ちを感じていたことを知り、これはまずい。と危機感を感じました。

育てにくさの原因

男の子

息子の10歳の頃のエピソードをいくつかご紹介しましたが、「ギフテッド」のいわゆる世の中のイメージとはかけ離れているものだったのではないでしょうか。

オンラインでカウンセラーの方にも都度相談はしており、色々な手を施してみましたが、何もうまくいかないどころか悪化の一途だったのがお分かりいただけるでしょうか。

先述の通り、ギフテッド2Eであることはもうわかっていたので、特性を理解する前のように私自身の主観で考えないようにしたり、極力息子の気持ちを聞くようには心がけていました。

頭では息子のことは理解しているつもりでしたが、何をやっても悪循環。なにもうまくいきませんでした。

一番恐れていた、二次障害を起こしてしまっていたのです。

先述の、チックや独り言も、無気力になったり、ゲームを一日中し、お風呂も歯磨きもできなくなる…こういった行動も二次障害によるものでした。

基本的な生活のこともできなくなっていましたが、不思議なことに当時通っていたインターナショナルスクールだけは息子にとっての居場所だったので、「何が何でも学校だけは行く!」という感じでした。

医療の介入の必要性

ここまでくると、素人の私があれこれやったところでもうどうにもなりません。

カウンセリングをオンラインで行った際も

環境を調整するほか選択肢はもうない。
一刻も早く日本に帰国して、医療の介入や専門的な機関にかかった方が良い。

とのこと。

当時、コロナ禍真っ只中ということもあり、そのストレスも多少は影響していたのも事実。
自分の意思ではなく父親の都合で連れてこられた海外駐在。最後までそこに不満があったようでした。
また、やりたいことも思うようにできない環境にもイライラ。

ついに母子で先に本帰国する意思を固めます。

最近読んだ本ですが、この本はとても参考になりました。発達特性のなかでも、自閉スペクトラム症タイプの子が「ストレス下で何が起こっているか」をわかりやすく説明し、親の対処法を説いてくれています。新型コロナウィルス感染症が蔓延したころに出版された本ですが、今読むとなるほどなあと思うことばかりでした。

ギフテッド児を育てていく上で一番大切なことは「環境調整」だと思います。

まとめ

きっとこちらのサイトに辿り着いてここまで読んでくださった方と「ギフテッド児の育てにくさ」は異なるかもしれません。

ギフテッドの特性はわかっていても1人ではどうにもならないこともあります。

ギフテッドも100人いれば100通り。目の前のお子さんに途方に暮れていらっしゃる方も、二次障害を起こしていないか、もし起こしていた場合は医師や専門家の介入をお勧めします。

二次障害を起こしていない場合も、環境調整をするだけで好転することもあります。
この後、本帰国後は、二次障害で起きていた症状は一切なくなりました。
それくらい環境が大事だと感じています。


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