毎日毎日、家事と育児に追われ
「もういい加減にして!」
「何回言ったらわかるの!」
「早く○○しなさい!」
とイライラが止まらなかったり、
「この子は大丈夫だろうか」
「社会でやっていけるのだろうか?」
「この先どうしたらいいのか」
と、目の前にいる我が子を一人前になるまで育て上げないといけない責任感に押しつぶされたり、漠然とした不安に襲われたり…。
お母さんなら誰でも一度くらいはあるのではないでしょうか。
きっとそれは真剣に子供と向き合っている証拠です。だから悩んだり立ち止まったりしてしまうのです。私もここ数年は八方塞がりで、自分なりに模索しながら育児に向き合ってきました。一日中寝て過ごす日、朝から何も食べられない日、外に出る気力もない日、泣きながら過ごす日…この2年はそんな日も少なくありませんでした。
そんな育児に行き詰ったときに実際にやってみた対処方法をご紹介します。
「べき」をやめる
私自身が子どもにイライラする理由を考えた時、一つのことに気づきました。
・ゲームは1日3時間までにするべき
・勉強は日本の勉強が遅れないようにやるべき
・iPadは無制限に見ないべき
・これをやるならこれをするべき
・ピアノの練習をしないならやめるべき
・お風呂は入るべき
・歯を磨くべき
・帰ってきたら服はハンガーにかけるべき
・21時半には寝るべき
我が子に「〜するべき」「〜しないべき」といった自分の理想論を押し付けていることに気づきました。それが思うようにいかない時にイライラするのです。言ったところでどうせやりません。
行き詰まった時はこれらのことは「どうでもよいこと」と思うようにしました。
家事をやめる
手を抜くのではなく、家事を一切しない日を作ります。洗濯も一日くらいしなくても大丈夫です。ご飯はUber eatsに頼んで、洗い物も一切しません。掃除機も当然毎日する必要はありません。とにかく、ぼーっと何にもしないと決めて体と心を休ませる日を作りました。
意識的に休む日を作らないとお母さんは朝から晩まで次々にやることは降ってきます。
疲れている自分を認め、一旦全てそのままにしてみました。
マッサージやリラクゼーションを予約
たまには贅沢に、マッサージを利用するのもおすすめ。抱っこしたり、お世話をしたり気づかないうちに体に負担はかかっています。EPARKリラク&エステ は子連れでもOKなサロンも掲載しています。
体が悲鳴を上げるまえに労わってあげましょう。
事情を知っている友達に話を聞いてもらう
仲良い友達に今抱えている悩みを聞いてもらいます。できれば子供のこともよく知っていて、気を遣わないくらい仲の良い友達がいいと思います。実際、我が家の場合、家の中が「こうなっていること」は誰にでも気軽に話せるような内容ではありませんでした。
それでも、一人で抱えきれなくなった時、今悩んでいることの一部でも信頼のおける友人話を聞いてもらうだけで気持ち的に楽になることがありました。全てを話す必要はありません。そもそも高IQマイノリティー2%の枠の子を育てている時点で共感は得られません。しかし、同じように子育てをしているママなら、もしかしたら違う悩みを抱えているかもしれません。
何が正しいかわからないときは専門家に相談する
こういう時はどうするのがいいのか、目の前でこんなことが起きているけどどうするのが適切なのかわからない。こういったことが子供が大きくなってくるにつれて出てきました。
育児本を読むなどもしましたが、本によって言っていることが違ったり、必ずしも自分と同じ悩みが載っているとは限りません。特に息子の場合は、悩みが多岐にわたっていたので、簡単に解決するような感じではありませんでした。
そんなときは、心理士さん、児童精神科医、発達の専門医院、カウンセラー、児童相談所などなど、相談できる機関は全て使ってみました。
自分の時間を確保する
最初にヨガに出会ったのは、12年前。妊娠中に始めたマタニティヨガでした。その後は、産後の親子ヨガ、2人目妊娠中のマタニティヨガと、たまに教室に行って楽しむ程度でした。
そんな時、2人目を産んですぐ、2回目の転勤がありました。今まで住んだこともない縁もゆかりもない土地でした。やり場のないイライラと不安と産後のストレスと…色々な感情に押しつぶされそうでした。
引っ越してすぐ、チラシを見て託児付きのヨガ教室に足を運びました。
その後、RYT200というヨガの資格があることを知り、スクールを調べ、下の子がまだ1歳でしたが、平日は託児を利用し取得。
座学と実技の授業があり両方とらないと取得できなかったのですが、今はコロナウィルスの特別措置としてオンラインでも取得できるようになりました。ヨガの資格取得についてはこちら☟
海外生活中もヨガだけは続けていたのですが、コロナで教室でのレッスンはなくなりオンラインになってしまい、しばらくヨガから遠のいていました。しかし、こんなときこそヨガが役に立ちました。とにかくこの頃は無気力だったので激しい動きのあるものはやる気も起きず、ひたすら瞑想(呼吸法)など、ゆるーく自分で行っていました。
私の場合はヨガでしたが、これは好きなものや興味のあるものだったら何でもいいと思います。オンラインでできるものも今は沢山あるので、一人の時間充実させるのはお勧めです。
マインドフルネス
マインドフルネスとは、「今ここに意識を向けること」です。浮かんできた気づきに対してジャッジせず、全てをあるがままに受け入れていきます。
ヨガが難しかったり、気力がない時におすすめ。
託児や一時保育を使う 時にはシッターさんも利用する
今はもう二人とも小学生で学校に通っているので託児やシッターさんは使っていませんが、託児も利用しました。お金はかかるのですが、毎日のことではないのでその辺は割り切って使っていました。後ろめたさや子供に申し訳ない…といった気持ちはひとまず置いておいて、思いっきり好きなことに時間をつかってみました。
「Famm」は在宅ワークを応援しているママ専用WEBデザイン講座です。シッターも無料の革新的なオンラインで学べる講座です。
自分に時間とお金を使う
育児だけに向き合っていると全ての気力を吸い取られてしまうので、自分の時間を確保するようにしました。気持ちを逸らすという意味で資格取得であったり、将来に向けて学びの時間を作るようにしました。
社会復帰、仕事を探す
働こうと思った理由ですが、帰国してからの生活のリズムも整ったというのもありますが、子育て中心から、そろそろ自分の時間、人生を考えるようになり働きに出ることにしました。
自分の収入があるだけで、気持ち的にも金銭的にも余裕が出ます。
産んで数年は、育児はいつか終わるから楽しまないと、なんて思っていましたが、お母さんになってもうすぐ12年。いずれ子供たちは巣立ちます。
アメリカンインディアンの言い伝えであるように、まだ目は離さず、それでもいずれ来るであろう子供たちが自立をしたときのために、今から少しずつ私自身も子離れ準備をすることにしました。
1、乳児はしっかり、肌を離すな
2、幼児は肌を離せ、手を離すな
3、少年は手を離せ、目を離すな
4、青年は目を離せ、心を離すな
ここ数年、目の前にいる息子に時間的にも精神的にもかなり振り回されていました。実際に特性のことなど調べることも膨大でした。通院も時間がかかったり、働いているとできなかったな、とも思います。その場合は在宅ワークから始めるのも一つです。ブログやサイトを立ち上げて世に発信していくのもよいと思います。
こちらのサイトはレンタルサーバーはConoHa WING 、テーマは「SWELL」で作成しています。この二つを使えば知識ゼロでも簡単にサイトが作成できます。ちょっとでも興味があればまずはレンタルサーバーの契約から始めててはいかがでしょうか。
まとめ
以上、育児に行き詰った時の対処法でした。「思いつめたり、抱え込まない」というのは簡単ですが、実際なかなか難しいと思います。あくまでも私の場合ですが「少し子育てと離れてみる」これが一番の対処法でした。