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ギフテッド2E児にはどんな支援が必要? 焦らず社会に出る前に直ればよしとする

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発達クリニック
ギフテッド児に必要な支援はどんな支援?

専門的な医師や心理士さんによるアドバイスが効果的でした。今すぐどうにかしようとしてもどうにもならないこともあります。成長を待つことも支援の一つです。

5年生の後半、初めて息子は定期的に通院し、専門的な医師にカウンセリングや診察をうけることになりました
海外に住んでいた時は、支援もなければ相談先もなく育児に行き詰っていたので、ようやく道が開けたような気がして私自身とても気が軽くなりました。

通院したからと言って、目の前の息子が急に変わったわけではないのですが、「何かあったら相談出来る」ところと繋がれたことで私の心の安定は保たれていきました。ここまでたどり着くのにとても長い長い道のりでした。

今回はギフテッド児に必要な支援についてです

※ 注「Q&Aのカテゴリーについて」

こちらの「ギフテッド児のお悩み別Q&A」のカテゴリーでは、実体験に基づいた筆者なりの考えをまとめています。
今まで、数々の医療機関・専門機関を受診して受けたアドバイスや、専門書に基づいて実際にやってみてうまくいったこと、いかなかったことについて記載しています。
ギフテッド児もさまざまなタイプがいるため、その子によっては効果がない場合もございます。その旨ご理解の上、参考にしていただければ幸いです。

目次

通院の必要性

ギフテッド児への支援は色々な方法があることはこのサイトでお伝えしてきていますが、「通院」も支援の一つだと思っています。

ギフテッド児の小学生4・5・6年生ごろは脳のアンバランスさからさまざまな問題行動が起きることがあります

問題行動も人それぞれですが、我が家のこの頃の悩みは感情のコントロールができず思うようにいかなくて手が出てしまうことでした。

学校や外ではうまくやっており、他害などで学校から連絡が来たことは一度もありません。家庭内限定のことだったのですが、なんとか家庭内が平穏になることが第一だと思い通院を始めました。

また、時間感覚が独特だったのも困りごとの一つでした。やりたいことだけに時間を割き、やるべきことが後回しになったり、時間を区切って行動することが出来なかったり…習い事の先生を何十分も待たせたり、大人に迷惑をかけるほどでした。

この2点を中心に定期的に通院し介入してもらうようになりました。

ギフテッド児のための病院・クリニック探しはとても難しく、今でこそ増えてきましたが、まだまだ日本で専門に診てもらえる病院が多くないのが現状です。

実際、定期的に通院するとなると通える距離にあるかどうかも重要になってきます。

また、発達クリニックも児童精神科も予約を取るのがとても大変なのも事実です。それでも、もし育児に行き詰っていたり、迷うことや不安なことがあれば、受診をお勧めします

困難を極めるギフテッド育児は、あれこれ一人で解決しようと思ってもできません。

医師からの助言や、心理士さんとのカウンセリングは、ギフテッド児を育てていく中ではなくてはならないものだと思います。

この通っていた発達クリニックは、毎回近況の聞き取りをし、困ったことを伝えると端的にこうしたらいいよと導いてくれるので、私としては通院してよかったと思っています。
息子も母親に100回言われるよりも、医師に1回言われた方が説得力があるようで素直に聞き入れることが多かったです

医師や第三者のアドバイスが効果的

暴言・暴力を起こすサイクルを止めるためには

例えば、暴力に関しては、手が出る流れは大体パターン化されていました。

この頃は、朝から晩までめいっぱい予定を入れてフル活動でした。ちょっと今日休めば?と言っても、家に居たくなかったというのもあると思いますが、土日、平日関わらずほぼ家にいませんでした。
するとそのうち、

やるべきことを後回し、やらなくなる

親が声をかける

うるせーと反抗、口ごたえ

それでもやらないので更に声をかける

暴れ始める

すべてにおいてこの流れが出来上がってしまいました。医師からは、暴力も情熱としたうえで、この流れを止めるためには、「やるべきことを絞らないといけない」というようなことを言われました。

まず、一番大事なことは生きていくこと、体をつくること。
睡眠や食事といったこと。

二番目は公的なこと。学校とか宿題とか。
一つのことにのめりこんでいくタイプなので、こういう人は、時間管理はできない人。

とはいえ、大人を巻き込んだときは大人の社会のルールを守らないといけない。
11歳になると自分のことを自分で考えてできるようになる。
もうそろそろ絞って、どうしてもやりたいことを残していくのが11歳。

人の頭はあっち行ったりこっち行ったりするので、順番をつけていくと良い。

と言ったことを本人に向けてアドバイスを頂きました。

毎回毎回診察の度に医師から、「やりたいことを絞ったか?」と尋ねられても、息子は「まだ決められない」と言っていました。

そんな息子も、3、4カ月経った頃に「勉強と音楽」に絞ると決めたようでした。

すぐは結論が出せなくても「待つ」ということも支援の一つであることを知りました

この当時、息子は10歳。

先生ももうすぐ自分で考えられるようになる。とおっしゃるのですが、私は半信半疑。
暴言を吐き、自分のことしか考えておらず、他人のことなんてお構いなしの子があと数か月で落ち着くなんて、という思いでした。

結果、やりたいことを絞ることで、やらなければならないことに時間が回せるようになりました。
すると、こちらも声をかける頻度が減り、結果的にこの暴言・暴力のサイクルが減っていきました。

「どんなに反抗的なギフテッド児でもまた成長する。ただし、それは我々のスケジュールではなく彼らのスケジュールに則ってだ」

引用元「わが子がギフティッドかもしれないと思ったら: 問題解決と飛躍のための実践的ガイド」ジェームス・T・ウェブ(著)

子供の要求はどれくらい聞くべきか

あれをしたい、これが欲しいなど、多方面に興味関心がある場合、どこまで本人の要求をのむべきか本当に悩ましい問題かと思います。

「才能を伸ばさないと」と思いあれこれお金をかけてしまいがちですが、これはお金と時間を考えて物理的にできるかどうかで、親ができる範囲で決めてよいとのことでした。

自分の常識と社会の常識が違う

育てていてよく思うのですが、「え?そんなこともわからないの?」ということが日常生活で度々起こります。高学年のこの頃で言うと、例えば、以下のようなことです。

・遅刻をしてはいけない
・人を待たせてはいけない
・朝は顔を洗って歯を磨かないといけない
・発表会は正装をしないといけない
・小学生は18時までには帰りましょう
・21時に他人の家に電話をかけるのは失礼だ
・17時にオンライン授業が開始だとすると、せめて5分前には帰宅してほしいと言っても、16時59分59秒までに帰宅すればセーフだと思っている

世間的には常識とされていても息子にとっては全く常識ではなかったり、説明をしてもその常識の意味すら理解ができないようでした

まだまだありそうですが、ざっと思いつくだけでもこのくらいあります。内容としては低学年でもわかりそうなのに。と思われるかもしれません。

親は将来社会に出て恥をかかないよう良かれと思い、いちいち正論を述べるのですが、ますます反抗するばかりで衝突が増えるだけとなります。

これに関しては、

一般の人とは異なる物差しで世の中を見ています。
損得で物事を考えているので、「あなたはこうしたら得ですよ」と本人にとっての利益やメリットを述べて理解させるのがよい。

とのことでした。

尊敬できる先生に出会うこと

これは、息子が9歳の頃に受けたカウンセリングで、児童心理士の方に言われたこととも内容が重複している点でした。

「尊敬できる人」に出会うことで、いいことも悪いことも理解できるようになるとここでも言われました。そういう人の言うことは聞くから。とのことでした。

ではそんな尊敬できる人とどうやって出会うのか?と思っていましたが、もちろん医師やカウンセラーの先生は親が探さないといけないのですが、高学年にもなると、自分で「この大人は信頼できそうだ」と判断して見極めているようでした。

学校には何人も先生がいる中、「この人から学びたい」と思える先生からは、勉強だけではなく趣味のことや自分の知らないことなど沢山のことを学んでいたようです。

また、4年生の頃も言われたことがあるのですが、

周りに同じようなレベルの子が集まっていた方がいい

とのことで中学受験も勧められました

まとめ

こちらの病院とは別の病院ですが、初めて息子の発達に関して受診したのは小学2年生の終わりでした。その当時とは、息子も大きくなり悩みも変わっていますが、言われたことはほぼ同じようなことでした。

悩みは変わっているようで、対応の仕方は同じであることに気づきました。出来事ひとつひとつに一喜一憂せず、親としての一貫性を持つ必要があることを感じました。

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