発達特性ありのギフテッド2E児は中学受験が向いている?向いていない?

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中学受験が向いているか
ギフテッドや発達特性がある場合は中学受験は向いているのか?

中学受験自体はギフテッドのタイプによると思います。我が家の場合は、自分の意思がはっきりしているタイプのギフテッドですが、向いている面、向いていない面、両方ありました。

年々中学受験の受験者は増加しているようで、試験内容も多様化しているようです。
早速本題のギフテッド2E児は中学受験に向いているのかについてですが、これはタイプによると思います。

ギフテッドと言ってもタイプは様々。6つのタイプについては以下の記事で記しておりますが、息子の場合はとにかく「大変」でした。今回は向いていない点、向いている点両方をお伝えします。

※ 注「Q&Aのカテゴリーについて」

こちらの「ギフテッド児のお悩み別Q&A」のカテゴリーでは、実体験に基づいた筆者なりの考えをまとめています。
今まで、数々の医療機関・専門機関を受診して受けたアドバイスや、専門書に基づいて実際にやってみてうまくいったこと、いかなかったことについて記載しています。
ギフテッド児もさまざまなタイプがいるため、その子によっては効果がない場合もございます。その旨ご理解の上、参考にしていただければ幸いです。

目次

ギフテッド児は偏差値が高いのか

まず、ギフテッドは一般的に、IQが高いという特徴があります

ギフテッドだからさぞ賢いのだろう、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ギフテッドだから勉強ができるかというと必ずしもそういうわけではありません。

以前も書きましたが、全米小児ギフテッド協会によると

ギフテッドは五つの領域①知的能力全般②特定の学問領域③創造的思考④リーダーシップ⑤ビジュアルアーツやパフォーミングアーツのうち一つあるいは複数の中でずば抜けたレベルの実績をあげている人、あるいはそのような力が潜在的にある人

引用元 National Association Gifted Children

としています。

知的能力がずば抜けて高いギフテッドもいますが、知的能力以外の他の分野でずば抜けたギフテッドの場合「ギフテッド≠偏差値が高い」というケースもあります。

また、書字障害や学習障害を併せ持ったギフテッド児(この場合はギフテッド2Eと言います)の場合、必ずしも好成績とは限らないでしょう。

アンダーアチーバーといったギフテッドなのに勉強ができない子も一定数いるとされています。
アンダーアチーブメントについてはこちら☟

ちなみに息子の場合はどちらかというと頭の回転は速いほうで、理解するのも早いです。学校の勉強は何の問題もなく理解できるタイプです。テストもだいたい100点、成績表も良いです。

ただ、小学生で高3レベルの数学が終わっているといったような知能が突出しているようなタイプではありませんどちらかというと創造性、芸術系を持ち合わせたギフテッドのため、そこまで実際の模試の偏差値はずば抜けていいわけではありません。

塾は駐在先では、長期休みの間だけ通ってみたこともありますが、集団塾が合わず通塾はしておらず、通信教育のを受講していました。
そして帰国後は大手個別指導塾で国語算数1コマずつ取っていましたが、宿題をしない&遅刻によりクビになり、最終的に個人経営の塾で最後までお世話になりました。

これだけでもなんとなく大変そうというのがお分かりいただけるかと思います。

では早速向いている点と向いていない点をご紹介します。

ギフテッド2E児が中学受験に向かない理由

①興味関心がないとやる気は起きない

ギフテッドの子は興味のある物事にのみ知的好奇心が高いため、逆に関心がないと全く興味を示さず学習を放棄することもあります。

まさに漢字には全く興味がなく放棄しました。
唯一、取り組んだ漢字のワークはこちらの「出る順「中学受験」漢字1580が7時間で覚えられる問題集 [さかもと式]見るだけ暗記法」です。

我が家の場合は2教科に早い時期に絞ってしまったので理科社会は勉強していませんが、社会のような知識詰込み型も興味関心がない分野に関してはかなり勉強を進めるのは厳しかっただろうと想像します。

②「コツコツ毎日の積み重ね」がとにかく苦手

漢字や暗記物などがそうですが、毎日コツコツやるということがとにかく苦手です。
計算ドリルや漢字ドリルのようなものは大嫌いです。インターナショナルスクールに通っていた期間の漢字も一年分ごっそり抜けたままなので何とかしたいのですがなかなかやる気がおきません。
息子は字を書くことも得意ではないのでとても苦労しました。

③みんなのペースには合わせられない

集団塾が苦手です。

息子は今まで夏期講習や冬期講習などの単発でしか集団塾は経験していないのですが、みんなで同じ問題を同じペースで進めていくスタイルが堪えられないそうです。

わかってる問題も説明を聞かないといけないし、それってお金は払っているのに待たされて僕は損だよね?とのこと。個別指導のほうが自分のペースで進められるので合っていると言っていました。

④時間の感覚が独特

物事の優先順位をつけることがものすごく苦手です。
とにかく遊びたいのでランドセルを置いたらすぐに遊びに出かけます。
その後ご飯を食べてだらダラダラダラ…この時間がおよそ3時間…。何をやるわけでもなく思いついた自分の関心事をこなし、気が済んだ頃に宿題です。宿題を22時からとりかかることもしばしば。

これでどうやって受験勉強をするのか謎ですよね。

22時半からやり始めたりするんです。

⑤それでいて、自分の意思がはっきりしているので親に言われても関係ない

こうなると、私も「勉強しなくていいの?宿題しなさい」と口うるさく言わざるを得ません。返ってくる言葉は定番「うるせー、だまれ」です。

息子は従順なタイプではなく自分の意思がはっきりしているタイプです。言われたからやるようなタイプではありません

勉強のスタイルも独特で勉強机はこの度購入しましたが一度もそこでは勉強せず、布団に寝っ転がってやるスタイルです。

正直日々の生活の基本(食べる、寝る、歯磨き、学校の宿題)ですら、できていないのにこれ以上、声掛けすることを増やしたくない、というのが私の本音です。

「中学受験は親の受験」と言われるように、子供一人で調べるのも限界があるため親も一緒になって学校を調べたり、健康管理、時間管理などのサポートが必要だと聞きます。

親が一番の応援者でないといけないと思うのですが、その応援者である私が今一つ乗り気ではなかったのも向いていないと思った理由の一つです。

ギフテッド2E児が中学受験に向いている理由

①精神年齢が高い(部分がある)

これはママ友から言われたのですが、早熟の子の方が中学受験には向いているとのこと。
精神年齢が高いほうが、論理的思考であるから、というのが理由なようです。
同世代よりも、大人と話すのが好きだったり、高い部分は実年齢プラス5歳くらいはあるのではないでしょうか。
ただ、ギフテッド2Eの子は精神年齢に幅があります。息子は、全てに関して精神年齢が高いわけではありません。

②考えることが好き

中学受験の内容は、小学校の義務教育で学ぶ枠を超えて出題されます。勉強自体はそんなに好きではありませんが、やはり昔から頭で考えることは好きなので、その部分は思考力が問われる中学受験ではいきてくるかもしれません。

③エネルギッシュ、体力がある

ギフテッドの子はとても情熱的です。特に息子は、エネルギーが有り余っているタイプだったので、体力には自信がありました。
そして更に、9歳ごろからは極端なショートスリーパーです。多少睡眠不足でも元気に日中は活動的に過ごします。
受験は体力勝負とも言われます。とにかく帰国してからは、どんなに暑い夏の日も、寒い冬の日も、雨の日さえも毎日公園に通いながら塾も通っています。あとは、「体調管理」もできるようになるといいなと思います。

④知的好奇心が高い

息子は昔から試したがりです。とにかく色々なんでも「やってみたい」のです。中学受験もやってみたいという知的好奇心が始めたきっかけでした。

結局、中学受験も自ら「学びたい」という知的好奇心が大事だと思います。
親が「勉強しなさい」と100回言おうが言わまいが、結局は自分が学びたい気持ちがあるからこそ、勉強に向かえるのだと思います。

⑤レジリエンスが強い

最近、自己肯定感を高めるためにはこのレジリエンスが必要とされています
レジリエンスとは、「回復力」「折れない心」という意味でつかわれる英単語です。

息子はとにかく失敗を恐れません。そして「どんな困難も楽しみに変えられる」という性格を自覚しています。この力は、受験でも必要な力だと思います。
レジリエンスが高いので、模試でどんなに悪い点数を取ろうとも、一切気にもしなければ、折れません…。解き直しの必要性はよく言われますが、一度も解き直しをしたことはありません…。

本人が中学受験をやりたい場合

中学受験をやりたくないと思っている子を勉強に奮起させるのは大変です。というか不可能に近いです。
息子は「中学受験をする」こと自体は最後まで意思がぶれなかったのでやり抜きました。

もし、ギフテッド2Eで受験を考えている場合は、受験科目を調べて得意な分野だけで勝負できる学校、例えば英語のみ、作文のみ、算数のみなどの学校を調べて受けてみてもよいかもしれません。

塾選びは慎重に合う塾を選ぶことをお勧めします。

結局どっち?

正直、その子によるというのが結論だと思います。
きっと、発達特性がある子の中学受験は一筋縄ではいかないことと思います。一般的に理想論とされている「一緒に親が伴走する」のも非常に難しいと感じている方がほとんどではないでしょうか。

中学受験に関しては、2月に全ての受験が終わった後に、その子がどう成長したか。が全てだと思います。
全ての日程が終わった時にその子が少しでも成長していたら、「向いている子」だった。と結論が導かれるのだと思います。
この記事を最初に書いたのは、受験真っ只中の6年生の12月に投稿しています。
今リライトをしているのは、中学1年生の6月です。息子が中学受験が向いていたかどうかは、もう答えは出ているのですが、また受験後のところでお伝えしていこうと思います。

専門医の先生から

現在の日本の学校教育は平均IQ100をターゲットとした教育環境であり、IQ130よりも高い子供たちはレベルが低すぎてしまい、その子のニーズに合わないものとなる。
そのような合わない教育環境にさらされることで障害が生じる可能性が高まったり、不適切な環境にさらされ続ける、ということになるので同じくらいのレベルの子がいる環境に身を置いたほうが良い

とのアドバイスもあり、息子はやるという選択肢一択となりました。

中学受験の様子は別カテゴリーにて掲載しています。
全く参考にはなりませんが、宜しければご覧ください。

中学受験の結末についてはプライベートに関する事なため有料記事「note」に記載しています。
7000字超えの読み応えのある内容となっておりますので、ご興味のある方は是非。

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