【3歳】ギフテッド男の子の発達記録 幼稚園生活と幼児期の特徴まとめ

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3歳男の子ギフテッドの特徴

3歳という年齢は、はじめて集団生活を経験するタイミング。言葉が豊かになり、自己主張も強くなるこの時期に、「あれ?なんだかちょっと他の子と違うかも?」と感じることが増えてくるかもしれません。

この記事では、ギフテッドの可能性がある3歳児の特徴や、幼稚園生活で見られた行動、親として感じた違和感や気づきを、実際の育児体験をもとに詳しく紹介します。

「ギフテッドとは?」という基本から知りたい方はこちらの記事をどうぞ

目次

3歳で気づき始めた「他の子と違うところ」

3歳当時、ギフテッドという言葉を知らなかったこともあり、私自身、ギフテッドだと思って育てていたわけではありません。

ただ、日々の生活の中で、年齢に比して「なぜ?」「どうして?」と質問の回数がとにかく多かったこと、話す内容が妙に大人びていたことが印象に残っています。親としては、単に「口が達者な子」くらいにしか捉えていませんでしたが、今振り返ると、すでに知的好奇心の強さがみられていたように思います。

母子分離がスムーズ

幼稚園入園というと、それまで保育園に通っていなかった子はここで初めての母子分離を経験することになるかと思います。

登園初日、上に兄弟がいる子は比較的スムーズにお母さんと離れられていましたが、なかなか離れられず泣いている子、教室に入れずもじもじしている子もいる中、息子は後ろも振り返らず入っていきました。

人見知り、場所見知りもほぼしない子だったので、それ自体は特に驚かなかったのですが、一見すると「育てやすい」と思えるこの行動。後に専門家から「愛着形成の問題」がある可能性を指摘されることになります。

この人見知りがないというのは、育てる側としては楽なのですが、愛着形成(アタッチメント)の面から見ると、うまく愛着形成ができていない可能性があるとのこと。のちに小学生になってから問題行動が出た時に、「愛着障害」という言葉を医師から告げられます。

とにかく寝る

「ギフテッドの子どもは睡眠時間が短い」といった話を耳にすることもありますが、息子の場合は逆。幼稚園から帰ってくると毎日昼寝をし、お昼寝の延長で朝まで一度も起きずに16時間寝続けたこともあります

遊ぶときは全力で遊ぶ、寝るときは全力で寝る!というスタイルでした。

ギフテッドの本には、「睡眠が短い」「寝ない」と書いてあるのをよく目にします。

しかしそれとは逆に、「学校は感覚が過敏なギフテッドには刺激が多く疲れてしまう、集団行動で人に合わせたり気も疲れるので、帰ってくると眠くなる」ということもあるようです。幼稚園の3年間はまさに後者のほうで、きっと疲れた体と脳を休めていたのだと思います。

そして、9歳ごろからとても睡眠時間が短くなります。これはまた追々書いていきます。

話が上手と担任の先生に言われる

個人面談では、とにかく元気ということと、お話を順序立て説明することができる。と担任の先生に言われました。

この年齢で時系列に沿って話すのはすごいですね」とのこと。

1歳のところでも書きましたが、1歳の頃から「さっき」「昨日」といった単語をうまく使い分けていたこともあり、サンプルが我が子しかない私としては、「そうですか」という感じで、それがとりわけすごいこととは思っていませんでした。

男の子は女の子に比べて言葉がゆっくりと言われることがありますが、息子はおしゃべりは上手でした。

集団行動では落ち着きのなさが目立つ場面も

このころから「多動」が目立ってきます。

ダンスや歌が大好きで、集団の中でも積極的に参加していましたが、「じっとしていること」がとにかく苦手でした。列に並ぶ、話を静かに聞く、といった基本的な行動が難しく、多動傾向があると感じるようになります。

しかしまだ3歳。年相応かなと、当時は深刻には捉えていませんでした。

工作が好き!でも不器用

この頃から、戦隊シリーズにはまり始め、自分で紐を腰に巻いてベルトを作って剣を挿したり、お面を作ったり工作で自分で欲しいものを生み出すことが好きでした。一度集中すると気が済むまでやり続ける。というような性格がでてきたのもこの頃な気がします。

一方で、細かい作業や手先の器用さには課題があり、折り紙や塗り絵は苦手でした。

後々知ったのですが、ギフテッド児は手先の運動は平均よりも低く、手先が不器用なことが多いようです。ギフテッド児の中にはこのように、手先の発達が遅れる子も少なくないと言われています。

感情のコントロールの難しさ

初めて友達とトラブルになります。

運動会の練習をしていたとき、待機時間が息子は暇だったのでしょう。
暇なときじっとすることが苦手な息子は砂に指で字を書いたり砂遊びをしていたそうです。

その息子に対して、正義感の強い女の子が「砂遊びしたらだめなんだよー」と注意してきたそう。

注意されたことがきっかけで感情が爆発し、相手に砂をかけてしまったのです。

砂遊びをしていた理由も(暇だから)(おもしろいから)、砂をかけた理由も(うるさいから)だということはわかるのですが、砂をかけるのはもちろんダメな事。感情のコントロールが未熟な部分が垣間見えた出来事でした。

この頃から大人びた発言をする

冬に胃腸炎にかかり、嘔吐と下痢で点滴をしました。予防接種では生まれてから一度も泣いたことがないので、点滴ももちろん泣きませんでした。
そして、心配している親に向かって

「ぼくはもう大丈夫だから心配するな!!」と点滴を打ちながら男らしい大人びた発言をしていました。節々で精神年齢が高いような発言をすることがあります。

知的好奇心をくすぐられるもの

この頃は車好きから派生して、飛行場ではたらくくるまや、消防車や救急車などのはたらくくるまにはまっていました。実物の車を見るためにイベントに足を運んだり、実体験ができるような機会をつくるようにしていました

王道の警察官や消防士さんも好きでしたが、「渋滞」そのものを見るのが好きだったり、「立体駐車場」「交通整理員」「陸橋」「高速道路」などもワクワクするようで、それらをみると興奮していました。

3歳の習い事

このころはちょうど下の子も0歳、2度目の転勤があったばかりで生活に慣れるので精いっぱいで、習い事をする余裕は全くありませんでした。「産後+新しい土地+幼稚園生活」のトリプルパンチで私自身、体調を崩しがちになった時期でした。

息子も幼稚園に行くだけで疲れて帰宅後は毎日昼寝だったのもあり、特に探しもしませんでした。引き続きのみ受講していましたが、これといってお勉強はさせてはいませんでした。

【4歳】のギフテッドの特徴につづく☟

まとめ

3歳児は初めての集団生活が始まり、お友達と関わる時間が増えます。
幼稚園に入って初めて、息子と同世代との関わり方を見てわかることもありました。3歳児の頃の様子をまとめると

・時系列に沿って話せる
・多動のような行動が目立つ
・言葉の言い回しが一般的な3歳児よりも大人っぽい
・長時間睡眠
・感情のコントロールの課題

育児に対して私自身もどうしたらいいかな、と悩むことが少しずつ出てきたのもこの頃からでした
とはいえ、この頃は下の娘も0歳の赤ちゃんだったので手がかかり、毎日バタバタ過ごしていたので息子がどうというより毎日こなすことで精一杯の日々でした。

以上、幼稚園年少さんの頃の記録でした。また思い出したら追記していきます。

※当サイトの我が家の3歳児の記事内容をあたかも患者さんの例のように挙げているサイト(臨床心理士をうたっている大阪のとあるサイト)を見つけました…。一切関係はございません。ご注意くださいませ。

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